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【2025年版】子どもがよろこぶ暑さ対策ドリンク!脱水予防情報と飲ませ方

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子供の暑さ対策ドリンク!夏を元気に乗り切る飲みもの イメージ

子どもは大人に比べて、汗をかいても「のどが渇いた」と感じにくく、脱水に気づくのが遅れがちです。
そのため、「飲ませるタイミング」「飲みやすさ」「味の好み」を意識したドリンク選びが大切です。

子どもは脱水に気づきにくい|「飲みやすさ」が命

子供 熱中症

見た目は元気そうでも、子どもは自分の体の変化を伝えにくく、脱水に気づきにくいものです。
特に幼児や小学生は、遊びに夢中になって「自分がどれだけ汗をかいているか」さえ忘れてしまうことがあります。

厚生労働省のサイトにも書かれていますが、「のどが渇いた」と感じた時点では、すでに脱水が始まっている可能性があります。のどが乾く前に、こまめに水分をとる習慣づけが大切です。

「脱水」自体は水だけでなく、体内の電解質(ナトリウムなど)も失われて起こります。初期症状は、のどの渇き・だるさ・ぐずり・尿の回数減少(おむつがあまり濡れない)など。涙の量が減ったり、おしっこが濃い色になったら要注意です。

さらに進むと、**ふらつき・目が落ちくぼむ・口が乾く・ぐったり**といった症状が現れ、重症化すると命にかかわる可能性もあります。英国のNHSでも「涙や尿がほとんどない場合や、目が落ちくぼんでいる場合は緊急処置が必要」と警告されています。

適切な対応で子供の脱水を防ぎましょう

子供が脱水症状にならないためにも、しっかり対策をしておきましょう。「飲みやすく、子どもが自然に続けられるもの」を選ぶことで、脱水の心配はぐっと減ります。

大切なのは「一口ずつ、こまめに」。味や温度、見た目を工夫することで、子どもが自ら水分補給したくなる工夫をしていきましょう。たとえば…

  • 冷たすぎない水筒飲料にする
  • 途中で飽きないフルーツ味や色つきドリンクを選ぶ
  • 飲みきりボトルやストロー付き容器で「終わりが見える」と安心

こうした小さな工夫が、自発的な飲み方につながります。

脱水症状のチェック方法

また、厚生労働省 安全プロジェクトによれば、脱水のサインとして定期的にチェックしたいのが、おしっこの色と回数です。透明に近く、回数が普段通りなら問題はみられません。濃い色や回数が減っていれば、少しずつ飲み物を増やしてみてください。

厚生労働省 安全プロジェクト「尿の色で脱水症状チェック」イラスト

厚生労働省 安全プロジェクト「尿の色で脱水症状チェック」より

脱水は早めに気づいて、対策してあげることが超重要です。とくに幼児や小学生は、夢中で遊んでいると水分をとり忘れることがあります。また、苦手な味だと1口飲んで終わってしまうことも。

そのため、「飲みやすくて、つい手が伸びるもの」が夏の味方になります。

年齢別に見るドリンクの選び方とポイント

子供の年齢に応じた暑さ対策ドリンクを与えてあげましょう。

  • 3〜6歳: 麦茶/薄めたスポドリ/果汁入り水(冷たすぎない)
  • 小学生: フルーツ系スポドリ/塩分タブレット+水
  • 中学生: 通常のスポドリ/冷感系やゼリー飲料も選択肢

市販のスポーツドリンク、子どもに与えるときの注意点

ポカリスエットやアクエリアスといったスポーツドリンクは、手軽に水分・電解質を補える定番の飲料です。しかし、子どもの身体にそのまま与えるには注意が必要です。ここでは、子どもに飲ませるときのポイントを解説します。

ポカリスエット|甘さとナトリウム量に注意

ポカリスエットは大人の発汗バランスに合わせて作られているため、幼児にはナトリウム量や糖分がやや高めです。そのため、2〜3歳未満の子には2倍に薄めて使うのが望ましいとされています。

また、冷たすぎると胃腸に負担がかかる場合があるため、常温〜やや冷たいくらいが適温です。

アクエリアス|ミネラル強化型、幼児にはやや濃いめ

アクエリアスは「運動後のミネラル補給」に特化した製品で、塩分・糖分ともにやや高めの設計になっています。そのため、乳幼児への日常的な水分補給には適さない場合も

与えるなら汗を大量にかいたあとに、100ml〜200ml程度までを目安にしましょう。

経口補水液(OS-1など)は医療補助飲料の位置づけ

OS-1などの経口補水液は、下痢や発熱による脱水症状時の補助を目的に設計されています。熱中症対策として使う場合もありますが、普段の水分補給として日常的に与えるものではありません

味にクセがあり飲みにくい場合は、ゼリータイプや子ども向け味のバリエーションを試すとよいでしょう。

飲ませ方のポイントまとめ

  • 未就学児には「薄めて飲ませる」ことが基本
  • 冷やしすぎない/こまめに飲ませることが大切
  • 嫌がったら「味を変える」「ゼリータイプにする」のも有効

子どもの体は小さく、脱水に気づきにくい傾向があります。「水分をとる習慣」を日常に取り入れながら、家族全体で熱中症対策をしていきましょう。

子ども向けの暑さ対策ドリンク

アクアソリタ ゼリー(りんご風味)|幅広い年代が使える、やさしい経口補水ゼリー

アクアソリタ ゼリーは、熱中症などによる軽度の脱水時に適した経口補水ゼリータイプです。
メーカー公式では「幼児から高齢者まで幅広い年代に使える」と明記されており、1歳以上の子どもにも安心して与えられる設計とされています。

ゼリーはほどよく柔らかく、こぼれにくいため外出先や通園直後の補給に便利です。りんご風味はクセが少なく、「飲みやすい」と親世代からも好評です

注意点:
全年齢向けの商品なので、子どもに与える量は体格や年齢に合わせて調整し、使用の際はパッケージ記載の目安量(幼児300~600ml/日)を参考にしてください

リポビタンDキッズ|子ども用の指定医薬部外品ドリンクで、暑い日の元気をサポート

大正製薬の「リポビタンDキッズ」は、子ども専用に設計された医薬部外品の滋養強壮ドリンクです。
ミックスフルーツ風味で飲みやすく、1本50mlと量も適切なので無理なく飲みきれます。

配合されているのはビタミンB群・カルシウム・タウリンなど、子どもの健やかな成長を支える成分。
疲れがたまりやすい夏場や、朝の元気が出ないときのサポートにもおすすめです。

なぜ子ども向けなの?
「キッズ」の名のとおり、成分量・風味・サイズすべてが子ども仕様。医薬部外品としての信頼性もあり、親として安心して選べるドリンクです。

和光堂 ベビーのじかん アクアライトりんご|3か月から飲める、やさしい経口補水飲料

赤ちゃんから使える飲料として有名な「アクアライト」。体液に近い電解質バランスと、やさしいりんご味で、子どもが自然にゴクゴク飲んでくれる設計です。

3か月頃からOKというやさしさで、まだ話せない乳幼児の水分補給にも安心お出かけ時や寝苦しい夜にもぴったりで、常温で持ち歩きやすい500mlペットボトル入りです。

なぜ子ども向けなの?
赤ちゃん用として販売されている製品で、電解質バランス・糖分濃度・添加物すべてに配慮。幼児〜未就学児の「はじめての暑さ対策ドリンク」として定番の1本です。

和光堂 1歳からのMYジュレドリンク アクアライトりんご|こぼさず飲めるジュレタイプで外出にも◎

「アクアライト」のやさしい電解質バランスはそのままに、ジュレ状で飲める1歳からの子ども向けドリンクです。ストローで飲めるパウチタイプなので、手を汚さず飲めて持ち運びにも便利。お出かけ先や保育園のお迎え後の水分補給にもぴったりです。

味はほんのり甘いやさしいりんご風味で、子どもが「自分から飲みたくなる」工夫が詰まっています。
※アクアライトりんごは、赤ちゃん向け飲料として長年の実績があり、信頼感も抜群です。

なぜ子ども向けなの?
この製品は「1歳からのMYジュレ」として設計されており、成分や量も子どもの身体に合わせた構成になっています。おやつ感覚で水分補給ができ、暑い日の脱水予防に自然に役立ちます。

水分補給の習慣づけアイデア

飲みたがらない時は、アイディアで勝負!

  • 水筒にシールを貼って「飲みきりゲーム」にする
  • 氷入りマグで「音が鳴るのが楽しい」と感じさせる
  • 大人と一緒に「せーの」で飲む時間をつくる

ほか、お気に入りのキャラクターのシールを貼ってあげたり、スタンプラリーにして10回ごとにご褒美、なんてのもいいかもです!

まとめ|「おいしい」は最高の予防

子供 熱中症

子どもが自分から「飲みたい」と思えるようにすることが、いちばんの暑さ対策です。味・温度・容器を工夫することで、毎日の水分補給がもっと楽しくなります。親子で一緒に、夏を乗り切る準備をはじめましょう。

参考文献一覧

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